武道・ダンス授業、ICT活用学ぶ 教員研究会
武道とダンス科目の指導力向上を図ろうと、愛媛県の松野町延野々の松野中学校で7日、南予地区の教職員らを集めた「武道・ダンス授業づくり研究会」があった。約40人が参加し、松野中が進める情報通信技術(ICT)を活用した授業を見学、生徒に伝わりやすい指導法などを学んだ。
2012年度から中学校で必修になった両科目の指導充実へ、県教育委員会などが初めて実施。松野中は県内で先駆けて14年度からタブレット端末を全科目の授業で導入していることから、本年度の研究指定校に選定された。
東中予でも、東予東中(西条市)と桑原中(松山市)を指定校とし10月中に研究会を開く。
松野中では柔道の授業を見学。生徒はタブレットを使い、技をかける動きを撮影、自分たちで映像を見直し改善点などを話した。参加した教職員は、メモを取ったり写真を撮ったりして、参考点や疑問点などを書き留めていた。